ガヤルドはランボルギーニです。だからスーパーカーだ、というのはランボーな気もしますが、まあ○としましょう。過去にスーパーカーじゃないランボルギーニなんて無かったんだし。4人乗りのエスパーダだって、SUVのLM002(チータ)だって、今見たらやっぱりスーパーカーだし、乗ってもかなりスーパーですから。
じゃあ、スーパーカーってなんぞや、というとやっぱりカタチが命ですね。そう考えるとガヤルドのカタチは正にスーパーカーです。誰が見ても。
もちろん、ドアが上に上がってくれれば言うこと無しだったのですが、それはランボのヒエラルキ。12気筒モデル専用だ、って言われればやむなしです。
たとえガルウィングじゃなくても、ペッタンコでウエッジが効いていて丸みもちゃんとあるスタイルは誰がどう見てもスーパーカーですね。横から見下ろすとなんともセクシーで挑発的なんですよ、これ。
スペックはどうか。昔からスーパーカーのスペックは夢物語が多かったものですが、最近では正真正銘になってきています。そうするとガヤルドのスペックはもう過去のスーパーカーを超えるスーパーさ。
確かに500psという数字そのものは今となっては珍しくも何ともありませんが、アルミのスペースフレームにミッドシップV10自然吸気とくれば、誰が読んでも逆さに読んでも、あっと驚くスーパーカースペック。ガヤルドのスペックを見て、フツウのクルマどすな、などと宣う人はエンツォ乗り、カレラGT乗りだけでしょう。