文句ナシに楽しいクルマを作れる。それがアルファロメオというメーカーの魅力である。理屈ではない、何かがそこにあるのはGTAによって証明された。何か?きっと作り手のドライビングプレジャーへの想いとその噛み砕き方にあるのではないか。難しいご託を並べても、楽しいクルマなどできるはずもない、ということを改めて思い知らされた。
蛇足だが、日本仕様にはボーズのサウンドシステムが装備されている。官能アルファサウンドに音楽はいらない!が僕の持論だが、オーディオ性能はなかなかのものだったと付け加えておこう。
長期リポートへの想いがいっそう強まってきたが、544万円の出費を考えると最後の踏ん切りが付かないなあ。
ちなみに、試乗会会場には古いGTAが置いてありました。
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