疾走するアート:フェラーリ&マセラティ“アルテディナミカ”と題された展覧会が、東京都現代美術館にて始まった。4/26に開催された記者発表会にはフェラーリから副社長でありエンツォフェラーリの息子でもあるピエロフェラーリ氏が来日し、この豪華なイベントに華を添えている。
20世紀を代表する工業製品であるクルマの中でも、イタリア産のそれは芸術性の高さにおいて高く評価されている。特にフェラーリはそのデザイン性、希少性、そして高性能さで、世界中の人々を魅了し続けるものだ。
そんなフェラーリにマセラティを加えて現代美術館で展覧会を、というのはあながち的はずれなものではないだろう。現にこれまでフェラーリはニューヨークの現代美術館(MOMA)などでも展示を行い成功させた経験がある。さらに、今回アルテディナミカに用意された珠玉の名車たちを見れば、現代アートとしてのクルマの存在理由を知ることができるだろう。
ニュースは、やはりF50後継FXのフルスケールデザインモックアップ展示、さらには新しいマセラティクワトロポルテの1/8デザイン模型の展示だ。