特にセレスピードは、147同様に進化しており、VDC+MSRの恩恵で、ドライバーはハンドリングワークにのみに集中することができ、思いのほか早い速度できつい峠道でも走ることができる。踏める操れるという楽しさはGTA以上だと言っていい。
高速道路でのスタビリティも大幅に向上しているし、ブレーキのタッチも格段によくなった。要するに、走りの完成度は非常に上がっている。
外観から受ける印象は、”ほとんど変わりませんね”だ。前後バンパーの黒いプラスチックモールとドアミラーがボディ同色となったのが目に付く程度。オプションのキセノンヘッドランプを装着していれば、多少顔の表情がきらびやかになるだろうか。いずれにしても、従来モデルのオーナーは安堵していいだろう。
インテリアは、147ようになった。ホワイトシルバーのメーター類に、シルバーのセンターパネル、ポコっと不細工に飛び出たエアコンの中央噴出し口(ディスプレイ付き)、ハンドブレーキ周辺の収納スペースが新しい。運転席と助手席のデュアル制御となったエアコンは、効き具合がとてもよくなった。
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