ミッレミリアは、クラシックカーの大祭典です。戦前戦後に開催された公道レース”ミッレミリア”に当時出場したクルマだけに出場資格が与えられています。
昔のように公道を使ってレースするわけにはいかないので、現在はラリー形式のタイムトライアルとなっています。
毎年300台以上がエントリーしますが、そのすべてが歴史的に価値のあるクルマばかり。フェラーリ、ベントレー、ジャガー、メルセデス、アルファロメオ、ランチア、マセラティといった当時の高級スポーツカーメーカーのクルマから、オスカ、チシタリア、スタンゲリーニといった少量生産メーカーのクルマまで、数多くの貴重なクルマたちが現在のオーナーの手でしのぎを削るというワケです。
スタート地点となるブレシアは、ミラノからクルマで約1時間の所にある小さな地方都市。かつては武器産業でならした街でもあります。