スタイリッシュな4ドアクーペ
そして、スポーティモデルとはちょっと違いますが、ニューモデルのパサートCCです。パサートのCCは「コンフォータブル・クーペ」という意味で、屋根が開くわけではないです(笑)。パサートよりもひとまわり外寸が大きく、車高はグッと低い流麗な4ドアクーペスタイルとなっています。パッと見では、これがフォルクスワーゲンのクルマとは思えない印象です。
プラットフォームこそパサートと共有するが、スタイリングにはあまり共通性が感じられない気もする。2.0TSIとV6 4MOTIONでは、エンジン、トランスミッション、駆動方式以外にも、内装の仕様や低速追従機能付きクルーズコントロール(ACC)が備わる点も異なる |
パサートCCは、パサートの上級版と位置づけられていて、日本に導入されるフォルクスワーゲン車の中では最上級モデルとなります。2Lターボ+6速ATのFFと、3.6L V6+6速DSGの4MOTIONというラインアップで、価格は約100万円違うのですが、装備差を考えると、上の3.6Lモデルのほうが、買い得感があると思えるほどです。
そして、これまでパサートからのステップアップとして、アウディや他のブランドに移っていた層に対しても、非常に訴求力のあるモデルだと思います。