輸入車/注目の輸入車試乗レポート

定年後に乗りたい運転しやすいコンパクト(4ページ目)

時間に余裕ができたら、頑張ってきた自分へのご褒美として、運転が愉しいクルマに乗りたいもの。思わず自分が若返ってしまうほどに、ドライブが愉しく感じられるコンパクトカーをご紹介します。

三代 やよい

執筆者:三代 やよい

車ガイド

小さな体にスペシャルを詰め込んだクルマ

ダイハツ・コペン
前から見ても後ろからみても同じ顔のような、ティアドロップシェイプの外見がキュートなダイハツ・コペン。車両本体価格は157万2900円(税込)

軽自動車で初めて、電動開閉式のルーフを備えたオープン2シーターとして生まれたダイハツ・コペン。「軽自動車だから」な妥協は一切ない、生粋のスポーツカーとして。社内の技能認定制度で認定された「選ばれし者」だけが働く専用のエキスパートセンターで生産されています。

「パワー全開」に出来る悦び

ダイハツ・コペン"
写真は、ビルシュタインのショックアブソーバーやBBS製アルミホイール、レカロシートやMOMO製本革ステアリングホイールなどを採用した特別仕様車「アルティメット エディション」(車両本体価格189万円・税込)
ダイハツ・コペンは約20秒で開閉できる電動メタルトップか、もしくは着脱式の樹脂ルーフを採用した「ディタッチャブルトップ」のいずれかを選択することができるオープン2シーター。屋根を開けられる開放感はもちろんのこと、スポーツドライビングの愉しさを提供する走りの実力も魅力です。ツインカム4気筒16バルブターボエンジンは64psを発揮。決してパワフルとはいえないかもしれないこのコンパクトなエンジンを、思い切り全開にして絞りつくしてドライブするのがコペンの味わい方。握るたびにシフトを動かす緊張感を感じさせてくれるシルバーボールを握って、アクセルを一気に踏み込んで、まさに「全開」で愉しむスポーツドライビング。こんな愉しみ方は、小さなエンジンを積んだ小さなクルマだからこそできること。そういえば「軽くて小さいこと」は、スポーツカーの定義における必須条件。キュートな顔した可愛いコペンは、スポーツカーの原点を思い出させてくれるクルマなのです。

見ても乗っても愉しいクルマ。運転する方も助手席に乗る方も思わず元気になれるクルマ。今回は、そんなクルマを4台ご紹介してまいりました。4台に共通するのは、いつものドライブにピリリと締まったスパイスを与えてくれるところ。貴方の生活に快い刺激を与えてくれるはずです。
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