きりっとした可愛い顔になっている!
「やったね!」そして「やっとだよ」。R2のマイナーチェンジのニュースリリースを受け取って出た言葉はこのふたつ。そう、R2の「顔」である。
ミニマム・コミューター。軽自動車の平均乗車率1・4人。だとしたら、いたずらに車内を大きく広く、シカクい軽自動車をつくるより、きりっとしまったスタイルを持つ、走りやすくて乗りやすくて使いやすい軽自動車にしたい。これがR2の基本コンセプトである。
ナイス(古い?)、スバル! そうだそうだ、そのとおり。そして出来上がったR2は、ぷりっとしたオシリの可愛い、きゅっと小さい屋根を持つかっちょいい軽自動車。ところが、どうしてこの可愛さにこの顔が? と思わされる「顔」がついていたのである。可愛さを消し去っていたのはその「グリル」。いわゆる鼻先に開けられた「空気取り入れ口」というやつだ。
これがね、うーん、なんか可愛くなかった。どうしてこうなるかな~と、ずーっと思っていた。開発担当者に聞くと、エンジンに空気を取り入れる関係でこのくらい大きく開けなくちゃいけなかったんだそうだ。ふーん。言われてみれば納得するけれど、でも、そんなこと軽自動車ラブなユーザーには関係ないもんね。グリルに穴あけずに技術的なことクリアするのが技術者ってもんじゃないの? なんてなんとも身勝手な言いたい放題のユーザー代表の私である。
しかし。しかし、しかし! マイナーチェンジされたR2は、やったね! グリルすっきり、穴の小さい、きりっとした可愛い顔になっているではないか。やればできるじゃん、スバル。これで世の女子組のハートもぐっと近寄ったんじゃないだろうか?
さらに女子組のアンテナに引っかかったのは、特別仕様車の『Refi』である。UVカットガラスなどの女子好きな仕様をはじめ、ビタミンCエアコンとか、アミノ酸シートとか、まるで『ターザン』読者狙いか? というくらい美容と健康という女子が気になるキーワードを散りばめているのである。じゃ、次はクエン酸回路のTCAサイクル燃費向上装置とか、ピラティス・シートとか、そんなのもつけてくれちゃったりして。期待してます、スバルさま!?
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