MAZDA(マツダ)/プレマシー

30代男が乗れる!新型プレマシー

アクセラを彷彿とさせる迫力のフロントマスクや流れるようなサイドビューを手に入れ、一気にスタイリッシュになった新型プレマシー。生活臭を感じさせないのにファミリー想いの力作だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

隙のない正常進化

フロントビュー
新型マツダ・プレマシーは2.0Lエンジンを搭載し、i-stopなしの20CSが179万9000円、i-stop付きの20Eが192万円、20Sが209万9000円。以上は2WDの価格で8月上旬にリリース予定の4WDは20Eが210万9000円、20Sが231万4000円。スリーサイズは全長4585×全幅1750×全高1615mm
2代目となるマツダ・プレマシーがデビューした。初代プレマシーは1999年の登場以来、世界中で累計83万台を超えた。マツダ・ミニバンの中核を担うモデルだ。

日本でもまずまずの成功といえるプレマシーだけあって、2代目は特にシート機構などは初代の「6+One」を踏襲、ミニバンならではの機能は正常進化といえる範囲にとどまる。しかし、お得意のアイドリングストップ機構「i-stop」を2WDに採用するなど、アクセラやビアンテで好評のエコ機能を盛り込んでいる。

スタイルにも冒険心あり

リヤビュー
ミニバンの中でも躍動感のあるスタイルでは他の追随を許さないのではないか。フロントマスクだけをイカツクするのがデザインではないと教えてくれる。リヤビューも顔つきに負けない存在感とスポーティな印象を兼ね備えている。最も目を引くのがサイドビューを印象づける「NAGARE」と呼ぶ複数のライン。筆で描いたような流麗なラインが個性を演出している
大口を開けたようなアクセラ顔となった2代目プレマシー。目を引くのは顔つきだけでなく、「NAGARE(流れ)」と呼ぶ造形手法を採用したサイドビューだ。初代もスライドドアとは思えない低くて流麗なエクステリアも特徴的だったが、水や風を意識した流れをドアパネルを中心に刻んでいる。サイドビューからリヤまで筆で描いたようなラインは、新しさと若々しさを感じさせるし、フロントマスク以外単調になりがちなミニバンのデザインに大きなアクセントを与えている。気になる人は、写真だけでなく実車を詳しく確認してもらいたい。

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