乗り心地が改善
ファイブポイントグリルを強調するフロントマスクやフォグランプベゼルの拡大により、従来よりも顔つきに迫力が出ている。全長4695×全幅1870×全高1645mm。エンジンは2.3L直噴ターボのみ。価格は295万~358万円 |
しかし、走り出してから100mもしないうちに、マイナーチェンジ後のCX-7からはそうしたネガは感じられなかった。とくに、路面の凹凸からの衝撃を正直に伝えていたマイナー前とはマナーが著しく向上している。
長所も伸ばしている
リヤバンパーをより力強い造形へと変更。ワイド&ローのリヤビューもフロントに負けない迫力を獲得している |
走りは、以前のハンドリングのよさはそのままに、NVH性能をワンランクアップさせた印象だ。500万円クラスの高級SUVほどの上質感はないが、価格に見合う快適性は十分手に入れている。価格帯もサイズも上で大きいムラーノがあるが、国産SUVではほとんど比べるモデルはない。輸入車を含めても走りと快適性のレベルは高い。
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