悪顔系のSWが登場
パレットのマイナーチェンジと同時に追加されたパレットSW。「スーパーワゴン」を意味する車名も頷ける広大な室内空間が魅力で、大人しかったパレットよりも男っぽい顔つきだ。全長3395×全幅1475×全高1735mm。価格は135万4500円~167万7900円。パレットは113万4000円~138万9150円 |
副変速機付CVT
バンパー一体型のフロント、リヤエアロバンパーが特徴的。縦型のコンビランプは、ウインドウとの一体感を抱かせるスモークタイプを採用。14インチアルミも専用デザインだ |
パレットは現行ワゴンRよりも先んじて登場した関係もあり、今回の変更でK6A型の最新エンジンを搭載し、市販車では世界初となる副変速機付CVTを採用している。その狙いは、ギヤ比幅の拡大で燃料と加速性能の両立だという。さらに、アイドルニュートラルの採用で、Dレンジ停止時に自動でニュートラルになるのもニュース。
ターボモデルは、CVTらしくスルスルと速度を乗せていく加速感で物足りなさはない。しかし、NAモデルだと決して軽くはない車重もあり、動きは重い。街中限定で飛ばさないからNAで十分というのならいいが、扱いやすさを考えるとやはりターボに軍配を上げたい。もし4人乗車をする機会が多いならなおさらだ。
次ページは使い勝手について