乗りやすくなった「アブソ」
前後カラードバンパー、18インチホイールを履くアブソルートは、当然ノーマルよりも精悍なエクステリア。走りはファミリーにも十分適応する乗り心地を披露する |
さらにコーナリングが得意に
荷室の広さ自体は微増だが、低フロア化で積み降ろしができるように。2列目は背もたれを前に倒すだけのシンプル設計。3列目は5:5分割で背もたれを前に倒すか、一体で床下に格納するかが可能 |
以前のアブソルートは、ファミリーミニバンとしては乗り心地に難がありという印象もあったが、新型は心配無用。個人的にはアブソルートの完成度の高さに惹かれた。
今までのオデッセイは、旧型からの乗り替え派、スバルのレガシィ・ツーリングワゴンからの乗り替えが多かったという。スバルはエクシーガの投入でオデッセイへの流出を防いでいるだけでなく、旧型オデッセイユーザーからの乗り替えも目論んでいるはずだ。オデッセイ、エクシーガの2台だけではないが、このクラスでは甲乙付けがたい出来なのは間違いない。今年のミニバンの中では、オデッセイ、エクシーガの出来が頭ひとつ抜けている。ミニバン作りの先輩として、ユーティリティ面で一日の長を感じられるオデッセイに軍配を上げるが、どちらを選んでも「はずしのない」ミニバン・ライフを送れるはずだ。
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