まるでワゴン
4代目オデッセイは、全長4800×全幅1800×全高1545mmというスリーサイズで注目は、5mm低くなった全高。確実に立体駐車場に入る配慮だ。価格は259万9000円~361万円 |
前回の記事に続き、今回はオデッセイの走りを中心にお届けしたい。
静かにスッーと走る
サイドビューをスポーティなラインにすることで、遠くから眺めるとまるでアコードワゴン?と思えたほど。ボディ上端と下端を絞り込むようなボディデザインが特徴。箱に見えない配慮だ |
エンジンとCVTがもたらす静かな走りも印象的。足はふんわりと動き、路面がよければ絨毯の上をしずしずと進むように走行する。路面に大きな凹凸があると、バネ下の重さを感じさせる動きをするが、衝撃は一発で吸収する。
しかし、船のような乗り心地でもなく、ロールを大きく伴う足でもない。都心での限られた時間での試乗だったので、断言はできないが、元々低重心を感じさせる重心高だから、BOX型ミニバンのようにコーナーでボディがユラリとすることはあまりなかった。
パワー面では状況を問わず、不足は感じない。3列目まで乗ってもストレスなく走れるだろう。
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