見た目に違わぬキレのある走り
タイヤサイズは全グレード235/60R18となる。もう少ししなやかさがほしい |
また、コーナリングも得意で、上屋がグラリと不安定になることなく、少ないロールで曲がっていく。かといって神経質なフットワークでもないので、SUVらしいバランス感覚の持ち主だ。ドライの舗装路でしか試せなかったが、背の高いSUVにありがちな不安感を抱くことは少ないはずだ。
乗り心地はややハード
残念だったのが、やや硬い乗り心地。高いボディ剛性感により、スムーズな路面ではフラットライドを味わえるものの、マンホールのフタくらいの凹凸でもショックをハッキリ伝える。イヤな余韻は残ることなく1回で衝撃は収斂するものの、18インチタイヤを履きこなしているとは思えなかった。ただし、走行距離が伸びてくればもう少しフィットするかもしれない。次ページは居住性、積載性について解説。