F4は究極の大人のオモチャ?
ホビーレーサーにとって最高峰のカテゴリーと言えるのがFormula 4(F4)です。F4は日本独自のカテゴリーでF3に匹敵する車格と性能を備えていながらもF3に比べてはるかに低コストでレースが楽しめます。ウエストのF4マシン、WEST056 鋼管スペースフレームを用いたFJ1600やSUPER FJと違い、F4マシンでは軽量で剛性の高いアルミハニカムモノコックが採用されています。安全性はもちろんのこと、エントリーフォーミュラの中では別次元の運動性能を味わうことがでる。 |
前面投影面積を小さく抑えたデザイン、絞り込んだフロント周りなど空力性能の向上が徹底追及されたシャシー。 |
エンジンはリストリクターでパワーを抑えられているものの、185馬力を発生。ウイングが発生するダウンフォースとスリックタイヤの強烈なグリップで鈴鹿フルコースを2分2秒で駆け抜ける。 |
車両本体価格は
525万円(税込み、エンジン、タイヤ、ホイールなし)
と結構なお値段です。
しかしながら、F3は新車で1200万円以上、ランニングコストも含めると予算は億単位になると言われていますから、F4はかなりリーズナブルと言えます。
ウエストの神谷氏いわく「性能を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高い」とのこと。次のページでは神谷氏がそう語る根拠をご紹介します!