長身ドライバーも搭乗可能な広々設計!
コクピットの様子。右にシフトレバーがあるのを除けば基本的には国産の市販車に近い感覚で走行を楽しめるそうだ。モノコックの寸法は大きめなので背の高いドライバーも乗れる。 |
タイヤはダンロップのワンメイクで、溝付きのラジアルタイヤを使用する。ちなみにタイヤは1セット20万円。ブレーキは4ポッドアルミキャリパーが採用され制動力の向上が図られた安心設計。 |
ウエストレーシングカーズの試算によると、月に1度の練習+レース全5戦に出場したとしてガレージ保管料を含めて約110万円のコストがかかるとのこと。当然、これにドライバーやメカニック、招待客の宿泊費や食事代、交通費などいろいろ必要になってくる。
「これはあくまでモデルケースの値段。もちろん練習すればするほど当然お金は必要になってきます。メカニックを自分でやったり、友人に頼んだりすればその分のコストを抑えることも可能」
と神谷氏が語る通り、必要に応じてコストがかかってくるし、クラッシュすれば修繕費用もかかってくるので、それも頭に入れておかなければなりません。
しかしながら、本体の安さはとても魅力的で、ローコストで走りを楽しみたい人には「フォーミュラenjoy」はオススメです。これならサラリーマンも月に一度は有給休暇を取って練習走行&レース出場なんてことができそうですね!?
次のページでは注目のレースカテゴリー「スーパーFJ」のマシンを紹介します。