黄砂が舞った。岡山GT春の陣!
岡山国際サーキットを走る、2台のニッサン・フェアレディZ。 (写真提供:SUPER GT.net) |
予選はまたもNSX! TAKATA童夢NSXが圧倒的な速さ
PPを獲得したTAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史)。 (写真提供:SUPER GT.net) |
金曜のテストデーから圧倒的な速さを見せたTAKATA童夢NSXが順当にPPを獲得し、2番手には昨年道上のチームメイトでもあったS・フィリップが駆るRAYBRIG NSX(フィリップ/細川)が付け、またもやフロントロウを獲得した。ダスティな路面に各チーム悩まされ続けたが、こういうコンディションの中でしかもオーバーテイクしにくい岡山でNSXは大きなアドバンテージを得たことになる。
GT500 決勝レースはNSXが完全勝利を決めた!
決勝レースはNSXがフロントロウからのスタート。順調に2台のNSXはスタートを切っていく。しかし、1コーナーの中段争いで混乱。数台を巻き込むクラッシュが発生する。開幕戦で2位表彰台にあがったXANAVI NISMO Z(本山哲/松田次生)もクラッシュに巻き込まれ、ピットインにより大きくタイムロスを喫する。ベテランのセバスチャン・フィリップとルーキーの細川慎哉が組むRAYBRIG NSX。チームオーナーは高橋国光氏だ。 (写真提供:SUPER GT.net) |
これでホンダNSXが1-2フィニッシュでチェッカーフラッグ。優勝はTAKATA童夢NSX(道上龍/小暮卓史)。ホンダのエースを自負する道上にとっては得意の岡山で嬉しい優勝となった。2位にはRAYBRIG NSX、3位にはMOTUL AUTECH Z(ミハエル・クルム/山本左近)が入った。
GEKISEN GT300! 優勝は谷口・密山のヴィーマック
激しいトップ争いを展開するdirexiv ADVAN 320RとエンドレスアドバンCCI Z。 (写真提供:SUPER GT.net) |
しかし、松田秀士が駆るTOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER(松田秀士/菅一乗)が猛烈なプッシュで6周目にトップに立ちレースをリードしていく。2番手争いも混戦模様となっていくが、direxiv ADVAN 320R(谷口信輝/密山祥吾)が抜け出し、勝負はピットイン後の後半戦へ。
All About 「ドイツ車」ガイドも務める松田秀士選手が駆るTOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER(ポルシェボクスター)。 (写真提供:SUPER GT.net) |
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SUPER GTの予選、スーパーラップの紹介とその裏話です。
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