日本三名瀑の1つにも数えられる素晴らしい景観を持つ袋田の滝の周辺では美しい紅葉・黄葉を楽しむことができますよ。
袋田の滝と紅葉・黄葉（2015年11月7日撮影）
日本三名瀑の1つに数えられる美しい滝
日本三名瀑の一つ、袋田の滝と紅葉・黄葉
袋田の滝は4つの段差を糸がひくように流れ落ちる美しい滝です（2015年11月7日撮影）
袋田の滝トンネルの1番奥にある第1観瀑台。袋田の滝を間近で眺めることができます（2015年11月7日撮影）
大子町は山間にあることから、冬は特に冷え込みます。そのため袋田の滝を流れる川の水が結氷してしまい、真っ白になるとのこと。
川の下流にかかるつり橋から見上げた袋田の滝。どの角度から眺めても絵になる滝ですね（2007年11月17日撮影）
トンネルの先に滝と紅葉・黄葉の素晴らしい絶景が
袋田の滝トンネルの入口（2015年11月7日撮影）
袋田の滝を正面から見ることができる観瀑台は、バス停留所や駐車場のあるエリアから少し歩きます。滝川の上流に向かって右側は川を眺めながら歩ける遊歩道、左側は観瀑台までの近道となる袋田の滝トンネルを通り抜けます。
袋田の滝トンネルと観瀑台の案内図（2015年11月7日撮影）
袋田の滝トンネルの開口部から紅葉を眺める（2015年11月7日撮影）
袋田の滝トンネルの1番奥にある第1観瀑台。袋田の滝を間近で眺めることができます（2015年11月7日撮影）
第2観瀑台へ向かうエレベーター。混雑期は乗車するまで長い時間待つこともあります（2015年11月7日撮影）
第2観瀑台は第1観瀑台より44メートル上に位置しており、トンネルの奥にある2台のエレベーターに乗って向かいます。
第2観瀑台から見下ろす袋田の滝と紅葉・黄葉（2015年11月7日撮影）
エレベーターへの乗り降りが必要なため、混雑期は上り下り共に乗車待ちの長い行列が発生します。また第1観瀑台はトンネル内を歩くだけで見に行けますが、混雑期は滝が見える部分に人が集まりますので、滝の観覧には多少時間の余裕をもった方が良いでしょう。
紅葉・黄葉が美しい袋田の滝の周辺
袋田の滝周辺で見かけた紅葉。周囲の山々も色づいていることがわかります（2007年11月17日撮影）
袋田の滝トンネルへ向かう遊歩道の木々も美しく色づいています（2007年11月17日撮影）
もちろん観瀑台からは、先の写真でも紹介したとおり、袋田の滝と周囲の紅葉・黄葉の組み合わせを楽しむことが可能ですよ。
滝川沿いの遊歩道から眺める袋田の滝。紅葉・黄葉との組み合わせも楽しめます（2015年11月7日撮影）
トンネルを抜けて観瀑台に向かうコースでは、いきなり滝が目の前に現れるという感動を体験できますが、トンネルと反対側の川岸の遊歩道からのアプローチでは、少しずつ滝が近づいていく……という景色の変化を楽しむことができます。
つり橋から第1観瀑台と袋田の滝の紅葉・黄葉をセットで望む（2015年11月7日撮影）
健脚の方にお勧め、月居山ハイキングコース
袋田の滝の最上段と紅葉・黄葉。月居山ハイキングコースの途中から楽しめます（2007年11月17日撮影）
その方法とは、袋田の滝の近くからコースが始まる月居山（つきおれさん）ハイキングコースを歩くこと。
月居山ハイキングコースから楽しめる紅葉・黄葉。健脚の方におすすめのコースです（2007年11月17日撮影）
月居山ハイキングコースの奥にある生瀬の滝。黄葉に囲まれた美しい滝です（2007年11月17日撮影）
日本三名瀑にも数えられる袋田の滝と周辺の紅葉・黄葉をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。首都圏からもそう遠くない場所にありますので、美しい紅葉・黄葉と美しい滝を楽しみに袋田の滝へ出かけてみてください。
袋田の滝へのアクセス
地図：Googleマップアクセス：
＜鉄道＞
袋田の滝への鉄道アクセスとなるJR水郡線
袋田駅から茨城交通バス 滝本行きまたはタクシーで約7分。常陸大子駅からは茨城交通バス 滝本行きまたはタクシーで約11分。バスの運行本数は袋田駅、常陸大子駅共に1日4～5往復と少ないので時刻に注意して下さい。
＜車＞
国道118号線 袋田の滝入口交差点にある「袋田の滝まであと2km」の表示
バス停留所までの間にたくさんの駐車場があります。
※なお紅葉の時期は、袋田の滝からの渋滞が、袋田の滝入口交差点を含めて国道118号線まで水戸方面に数kmに渡って延びることがあります。時間に余裕を持ってお出かけください。
