MAZDA(マツダ)/アクセラ

新型アクセラはi-stop付きが正解!(2ページ目)

新型アクセラのグレードは多々あるが、アイドリングストップ機能「i-stop」搭載車がオススメ。欧州車のような乗り味を持ち、燃費も十分。エコカーでありながら「走る楽しさ」を持つ魅力的なクルマだ。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

アイドルストップ付きはドイツ車的

アクセラ
新型プリウスを凌ぐ「走る楽しさ」を持つアイドルストップ付きの2リッターモデル。燃費に貢献するアイドルストップ機能もストレスなく使え、走りの楽しみを邪魔することはない

そんなこんなで、やや失望しながら新型アクセラの「売り」であるアイドルストップ付きの2リッターに乗って走り始めたら、あらま!このクルマだけ違う乗り味だったりして。おそらくボディとエンジン、サスペンションのバランスがいいのだろう。新型プリウスを凌ぐ「走る楽しさ」を持っている。

1.5リッターじゃダメなのかと聞かれれば「プリウスに届いていませんね」。2リッターに乗ると、プリウスでは感じない「ハンドルを通して伝わってくる路面感覚の楽しさ」があります。高速道路を100km/hで走っていても、クルマと対話している感じ。ドイツ車的なのだ。

アクセラ
i-sotpのエンジン再始動にかかる時間は、一般的なアイドリングストップシステムの約半分。i-stop搭載車には、エコドライブ支援機能もつく

肝心のアイドルストップは、外気温が高い時にエアコンを付けているとエンジン停止時間が大幅に短くなるものの(暖かい風になるのを防ぐためエンジンが自動的にかかる)、エアコンをオフにしておけば停止中ずっとエンジン止まってます。やはりエンジン止まると「ムダ使い感」無く快適。

ブレーキペダルから足を離すと、直後にエンジン始動(完全に離さなくても踏力を緩めれば始動)。タイムラグはゼロじゃないけれど、信号変わる1秒前くらいのタイミングを見計らえば何のストレスもない。というか乗っているウチに慣れるだろう。

絶対的な燃費は走行状況によっても違うが、試乗した横浜近辺の道路状況なら1.5リッターと同等。街中で10km/Lというイメージ。アイドルストップ無しだと15%程度悪くなると考えればよかろう。流れの良い道であれば13~15km/L走るそうな。興味ある方はぜひ試乗してみて欲しい。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます