“プリウス以外”に集まる期待

アクセラ
i-stop付きの2リッターモデル「20S」は214万円、2.3リッターターボに6速マニュアルミッションを組み合わせた「マツダスピードアクセラ」は267万8000円となる

興味深いことに先々週お届けした新型アクセラの紹介レポートは、オールアバウトの記事ランキング1位を4日間もキープした。プリウスでさえ3日間だったことを考えると、予想外の人気であります。それだけ「プリウス以外の価値観のクルマ」を期待している人が多いということだろう。

その新型アクセラに早速試乗してみました。まず1.5リッターから。Dレンジをセレクトして走り出すと、けっこう元気よく走ってくれる。というか1.5リッターで何の不満も感じません。低い回転域からトルクを出しているのに加え、CVT(無断変速AT)が効いているんだと思う。

アクセラ
サスペンションは部品の90%以上を新たに設計。横剛性を向上させ、よりリニアな操縦フィールを目指した

ただ期待していた「走る楽しさ」みたいなものは薄い。動力性能も乗り心地もハンドリングも「良くできた普通のクルマ」という範疇を超えておらず。オーディオ無しで166万円という価格を考えると、インプレッサの1.5リッターというチョイスだってある。23万円追加すれば2リッターが買えるし……。

2台目は今や希少な存在になってしまった264馬力を発生する2.3リッターターボ+6速マニュアルミッションの「マツダスピードアクセラ」。当然のことながら速い! されど「速い」だけで、クルマとしての質感は普通。私が「いいですよ!」と推奨したくなるようなレベルには届かず。