TOYOTA(トヨタ)/トヨタの車種情報・試乗レビュー

新型istの謎を解くカギは、米国にあり(3ページ目)

フルモデルチェンジしたistはどこかフシギ。ボディは大型化、デザインは強烈になり、価格は大幅アップ。なのに新技術の投入はほとんどない!? いったいistはどこへ向かっているのだろうか?

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

イメージは米国向けの白物家電

ist走り
1.5リッター、1.8リッターともに不満はないが、特筆すべき点もない
長い前置きになった。試乗会で1.5リッターと1.8リッター両方のハンドルを握る。新しい技術を全く投入していないこともあり、書くべきことがほとんど無い。ミもフタも無い言い方ながら、アクセルを踏めば過不足無く走り、ブレーキ踏むと不満無く止まる。ハンドリングだって文句なし。普通の人が使う性能のはるか遠くに限界はあります。

良くできているものの、乗っていて特に印象無し。アメリカ市場向けにデザインしたシロモノ家電をイメージして頂ければよかろう。クルマ好きがロンギ&ヒョウロンするようなモデルじゃ無い。デザインが気に入り、価格に納得出来るなら、誰にでも安心しておすすめしておく。

最後にバイヤーズガイドなど。istというより、全く別のクルマだと割り切れば案外面白い存在かもしれない。高価になっただけでなく、クルマとしての質感も上がっている。安いクルマでないから、どうせ買うなら排気量の大きい方を選ぶといい。1.8リッターの価格なら(189万円)、ライバルと比べても割高ではありません。

【関連リンク】
トヨタist公式サイト
トヨタ自動車 お客様相談センター TEL0800-700-7700
 
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