よくも悪くもない
剛性感の高かった先代に比べて、硬質感は若干和らいでいる |
新型デミオは必要なだけのボディ剛性を持たせているが、先代と違い過剰ではない。ダンパーもリア側こそテネコを採用しているけれど、乗り心地や質感に直結するフロント側に日本製を使う。加えてインテリア(実車を見たらリアハッチを開け、ボード類をチェックして下さい)のコストダウンだって相当頑張った。遮音材の関係なのか、エンジンも高回転域になると賑やか。
コストダウンは行っているようだが、安っぽさは感じない |
1.3リッターは燃費がいいミラーサイクルエンジンを搭載する |
新型デミオが好調に売れれば(私は販売目標以上に売れると予想します)、日本車に与える影響は大きい。普通のレベルのクルマでもデザイン良いなら売れる、ということですから。
ただ「新型デミオを買いますか?」と聞かれたら、答えは迷わず「いいえ」。やっぱりトシ取ると、ファストフードよりシミジミ美味しいものを食べたいです。週末はマツダのディーラーに行き、ぜひ味見して下さい。
【関連リンク】
マツダ・デミオ公式サイト
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