車格不明なのが美点!?
全長×全幅×全高4260×1760×1515(4WDは1530)mm。フロントグリルにはトヨタマークではなく「ブレイド・マーク」を装着する |
実車を見ると、トヨタの狙い通りに仕上がっている。確かにボディサイズからすれば大きくはない。けれど横幅が広いため、貧弱じゃなかったりして。むしろスエード調の内装材を使うインテリアは、2リッタークラスより明らかに高級なイメージ。加えて新しい車名を付けてきたこともあり、車格全く解らず。
おそらくディーラーを訪れたユーザーは、車格のイメージが掴めないまま試乗することになるだろう。Dレンジをセレクトして走り出すと、なるほど余裕タップリ。本来なら1.8リッターでも十分なボディにパワフルな2.4リッターを搭載しているのだから当然か? ATも滑らかなCVT。街中から高速道路までストレス無し。
2WD、4WDともに2.4リットルユニットを搭載する。最高出力は167ps/6000rpm |
足回りは上質。カローラと乗り比べれば、圧倒的に質感高い。絶対的なハンドリングだって文句無し! ワインディングロードを試してみたが、ヨーロッパ車に真正面から戦える奥行きの深さを持つ。おそらく「パワーに余裕あるし静かだし足回りも良い」と大満足するに違いない。
ブレードに対するガイド国沢の結論は次ページで。