DAIHATSU(ダイハツ)/ミラ/ミライース

ミラがあればもう何もいらない!?

ダイハツの軽自動車、ミラがモデルチェンジを行った。リッター27kmという驚異的な低燃費もさることながら、乗り心地や広々とした室内空間にも注目したい。ガイドが「自信を持ってお勧めできる」一台だ。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

今回は趣向を変えて、弟子・新美との対談形式でお伝えします。お題は新型ミラ。軽自動車の常識を超えた!と評判のモデルです。

文句なしで、軽自動車ナンバー1!

ミラカスタム外観
ミラ、ミラカスタムともにフルモデルチェンジを実施した。写真はミラカスタム。価格はミラが87万1500円~118万6500円、カスタムが120万7500円~154万8750円
国沢:
試乗した印象は?

新美:
予想以上の仕上がりでした。軽自動車を買うならミラがベストだと思います。

国沢:
とりあえず基本的なところを見ていこう。室内の広さは横方向こそ軽自動車レベルだけれど、前後方向についちゃ2リッタークラスの乗用車くらい広い。内装もインパネなど質感が高く、普通車と同レベル。いや、それ以上かもしれない。

新美:
驚きました。エンジンはターボ無し&ターボともに素晴らしい。ターボ無しだって男性3人乗車で不満を感じませんし、ターボとなればきっちりスポーティ。

国沢:
排気量の少ない軽自動車はどうしても高回転域を使いがちだけれど、エンジン音も気にならない。CVTからの騒音も抑えられている。文句のつけようがないと思う。乗り心地はどう感じた?

ミラ内装
室内空間の広さは、前後方向に関しては2リッター車クラス並。インパネの質感も高い
新美:
ボディ剛性が高く、ショーワ製(フロント)とKYB製(リヤ)のショックもよく動いています。

国沢:
大きな段差もしっかり減衰しているところが素晴らしい。乗り心地の質感からして高いね。これより低いレベルの普通車だっていっぱいある。

新美:
乗り心地はNAとターボで若干セッティングが違います。NAはしっとり、ターボはカッチリというイメージ。個人的にはターボの方が乗り心地シャッキリしていて好きです。これはもう好みの問題で決めたらいいと思いました。

国沢:
ターボは固過ぎずターボ無しは柔らか過ぎず。どちらも軽自動車にありがちの安っぽさが無く、納得いく乗り心地だと思う。

次ページでは注目のアイドリングストップ機能を解説
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます