インターカラー、2年先のトレンドカラー情報
2009年12月1日、日本橋三井タワー2F WIRED CAFE(ワイヤード・カフェ)で開催されました。
記事「“80’sブーム”から探る!流行色の法則 」でお伝えしたとおり、2009年12月、日本ではじめて「インターカラー会議」が開催され、2011年秋冬のトレンドカラーが選定されました。
インターカラー(国際流行色委員会 : INTERNATIONAL STUDY COMMISSION FOR COLOR)は、国際間で流行色を選定する世界でただひとつの機関。1963年に発足し、2009年12月現在、世界14カ国が加盟しています。
インターカラー会議は非公開で、選定された2011年秋冬のトレンドカラーに関する具体的な資料も配布されていませんが、12月1日に開催されたトークセッションの中で、大まかな傾向が紹介されました。
21世紀に入り、原点回帰の傾向が強まる中、白や光を象徴する黄色が重視されてきました。リーマンショック以降、世界的に経済状況は低迷していますが、2011年は2番目の10年が始まる年ということで、一歩前へ踏み出そうとするポジティブな提案となったようです。
【CONTENTS】
Page1:インターカラー、2年先のトレンドカラー情報
Page2:2011年秋冬インターカラー提案色
Page3:2012年は何かが起きる!?
Page4:カラーデザインにとって必要なこと
⇒⇒まずは、トークセッションの中で発表された5つの注目カラーをご紹介します!