2008年のイメージは、流行色「紫」?
カラーコーディネートサイトでは、2008年12月、あなたの一票「2008年のイメージはどんな色?」を実施しました(総投票数147)。アンケートは、赤、青、緑、紫という4つの選択肢を提示する形式で、結果は上記のとおり。4割を超える人々(64票)が、「紫」を選んでいます。
「紫」は、2008年秋冬を象徴する流行色の1つですが、経営者や政界・学界の論客の回答には、あまり見られなかった色です。「緑」は、アメリカの「グリーン・ニューディール」政策など環境問題を克服するためのシンボルカラーとして注目されていますが、アンケートにご協力いただいた読者の皆さんには、流行色「紫」の方が、印象が強かったのかもしれません。
さて、記事「2009年トレンドカラーの展望:前編・後編」では、日本の市場動向を捉えたトレンドカラー情報を選定している、流行色情報センター(JAFCA)のトレンドカラー情報をご紹介しました。JAFCAのトレンドカラー情報は、主に、商品企画やデザイナーなど、商品やサービスの作り手を対象に提案されるものです。
では、ファッションビジネスの専門家たちは、どんな色に注目しているのでしょうか?
⇒次のページで、ファッションビジネスの専門家が選ぶ2009年の注目色を、チェックしてみましょう。