カラーコーディネート/カラーコーディネート関連情報

伝統とモダンの融合~26歳からの夏着物(3ページ目)

伝統的な染織の技法でつくられたコットン100%の夏着物。合わせる帯によって、浴衣としても着物としても着ることができるすぐれものです。パーソナルカラーのタイプ別にコーディネートをご紹介します!

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド


CONTENTS
Page1:普段着としての着物、ファッションとしての着物
Page2:オータムタイプのためのコーディネート
Page3:ウィンタータイプのためのコーディネート

ウィンタータイプのためのコーディネート

次は、ウィンタータイプの方のためのコーディネートを、2通り提案していただきました。
【ウィンタータイプ レディーズ編メンズ編

母親とショッピングへ

ウィンタータイプの方は、夏の黒を涼やかに着こなしてみてはいかが?
ウィンタータイプの方は、夏の黒を涼やかに着こなしてみてはいかが?

ブルーベースのウィンタータイプの方が合わせやすいのは、黒やグレーの着物です。一般的に、夏に黒をお召しになると、暑苦しく見えがちですが、ウィーンタータイプは、黒が似合う方が多いせいか、涼やかに着こなしてしまうようです。

今回のコーディネイトの着物は、ブルーベースの濃いグレーの着物にしました。

季節感を意識して涼やかに見せるため、帯は白で小柄の織りの帯を使いました。帯揚げ、帯締めは少しだけ桃色の入ったものをセレクト。ウィンタータイプの方は、表面積の多い着物や帯はブルーベースの寒色系を選ばれた方が無難ですが、帯締めや帯揚げなどの小物は、イエローベースの暖色系を選ばれてもアクセントとなっていいと思います。

彼のエスコートでパーティへ

光沢感のある半幅帯を合わせて、モダンなイメージに。
光沢感のある半幅帯を合わせて、モダンなイメージに。

次は同じ着物でカジュアルなコーディネイトをするために半幅帯を合わせてみました。ウィンタータイプの方なので、半幅帯でもモノトーン系統でコーディネイトしています。

帯は、光沢感のある半幅帯(博多織)。グレー地にモノトーンの変わり市松の柄がデザインされています。モダンなイメージの帯なので、帯締めはせずにそのままシンプルに着こなしましょう。

半幅帯なのでカジュアルな雰囲気があり、必要以上に堅苦しくないシックな装いとなりました。パーティだからといって、名古屋帯でお太鼓を締めなくても大丈夫です。むしろ、お洒落な半幅帯を変わり結びをしてボリューム感を見せた方が上級のお洒落ともいえます。

着物ファッションあはいのショップは、福岡市の閑静な住宅街の中にあります。
着物ファッション「awai」のショップは、福岡市の閑静な住宅街の中にあります。

高価なブランド品のような着物ではなく、普段、着ている洋服のような感覚で楽しめるのが「awai」の着物の魅力です。私たちの日常をほんの少し豊かにしてくれそうですね。

【取材協力】
kimono fashion awai
着物ファッションあはい


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