白い肌は上品、日焼けした褐色の肌は活発。肌の色もあなたの印象を左右する要素のひとつです。美白ケアで肌の白さに磨きをかけますか?それとも海外セレブのようなテラコッタ色の日焼け肌を目指しますか?

白い肌は上品、日焼けした褐色の肌は活発。肌の色もあなたの印象を左右する要素のひとつです。美白ケアで肌の白さに磨きをかけますか?それとも海外セレブのようなテラコッタ色の日焼け肌を目指しますか?

日差しが強い夏は、紫外線対策が気になりますね。「色の白いは七難隠す」という諺があるように、日本人は肌の美白志向が強いようです。しかし、肌の色もあなたの印象を左右する要素のひとつ。夏になると、日焼けしたテラコッタ肌を楽しむ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まずは、白い肌と日焼けした肌の一般的なイメージを比較してみましょう。

■白い肌のイメージ
清潔、女性的、上品、美しい、かわいい、優しい、知的

■日焼けした褐色の肌のイメージ
活動的、明るい、野生的、健康的、積極的、派手、若い

このように、キーワードをあげてみると、白い肌と日焼けした肌が与える印象は、大きく異なっているようです。

日焼けした肌の色が象徴するイメージ

古来、白い肌は貴族や支配階級の象徴でした。庶民の多くは、屋外で労働に従事するため日焼けします。そのため、白い肌は高貴なもの、富の象徴のひとつでした。肌の白さは、支配階級の美意識であり、庶民のあこがれの対象でもありました。

しかし、近現代になると、工場やオフィスなど屋内労働に従事する人が増え、庶民(労働者)=日焼け肌というイメージが揺らいできます。

欧米では、日焼けした肌はバカンスを過ごすセレブリティの象徴となっていきます。その一方で、80年代以降、オゾン層破壊による皮膚への影響が問題となり、日焼けした肌のイメージも変わってきています。

日焼けのしやすさは、似合う色を左右する

その人に似合う色を診断するパーソナルカラーでは、日焼けしやすいかどうかを判定の指針のひとつとしています。日焼けしやすい肌は、メラニンの量が多く、日焼けしにくい肌は、メラニンの量が少ないことが明らかになっています。

一般に、日焼けしやすい肌(メラニンの量が多い)は、オータムタイプやウィンタータイプに分類されます。とはいえ、赤くなってすぐにさめる(カロチンの量が少ない)というように、日焼けについて顕著な傾向を示す肌もあれば、赤くもならないけれど少し黒くなる(カロチンの量は多くも少なくもない)というように、曖昧な傾向を示す肌もあります。

また、色白の肌は、スプリングタイプやサマータイプと思われがちですが、色白でも日焼けしやすい肌は、オータムタイプやウィンタータイプのカラーパレットがお似合いになるケースが多く、反対に、色白でなくても、日焼けしにくい肌は、スプリングタイプやサマータイプのカラーパレットがお似合いになるケースが多いようです。

似合う色を左右する、もうひとつの要素

パーソナルカラーでは、日焼けのしやすさ(カロチンの量)の他に、スキンアンダートーンに着目します。スキンアンダートーンとは、皮下を流れる静脈と動脈の色影響のこと。静脈の色影響が強い肌をブルーベースと呼び、静脈の色影響が弱い肌をイエローベースと呼びます。

パーソナルカラーの基本4タイプは、次のように分類されます。

■スプリング(春)タイプ
イエローベースで、日焼けしにくい肌

■サマー(夏)タイプ
ブルーベースで、日焼けしにくい肌
 
■オータム(秋)タイプ
イエローベースで、日焼けしやすい肌

■ウィンター(冬)タイプ
ブルーベースで、日焼けしやすい肌

しかし、4つの基本タイプは、似合う色の傾向を把握するための指針にすぎません。例えば、サマータイプに分類されるけれど、ウィンタータイプの色もまあまあ似合うというように、個人差はあります。

その理由はいくつか考えられますが、日焼けのしやすさ(カロチンの量)も、皮下の血流の色影響(スキンアンダートーン)も、人によって程度の差があることも要因のひとつです。

健康状態を映し出す、肌の色の変化

黄みが強い、赤みがある、青白いというように、肌の色は人それぞれ異なっています。肌の色の違いは、遺伝的な要素もありますが、“皮膚は内臓の鏡”と呼ばれるように、肌の色は、内臓の状態や体内環境と深く結びついていると考えられています。

一般に、代謝機能が低下したり、血行が悪くなると、肌の色は青黒くなります。甲状腺機能が低下すると、顔がむくんで青白くなります。このように、顔色(肌の色)の変化は、健康状態のSOSを示すサインのひとつです。


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