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中央大学(4ページ目)

2010年に創立125周年を迎える中央大学は、様々な意欲的なプロジェクトを進行中である。少子化の中で、特に斬新な手段で生徒を確保しようとしている中央大学をじっくり分析(入試傾向込み)してみよう。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

中央大学の入試英語

中央大学の英語は、学部によって多少違うが、80分で問題数6~7題と多い。そのため、記述読解練習と長文総合問題対策、英作文対策、客観問題対策などと多岐にわたる。

前半は、精読中心にしっかり読解力をつけながら、後半からは長文総合問題になれていこう。客観式の文法問題集も一冊こなしておいた方がいいだろう。首都圏私立大学の定番となっている正誤問題は、ほとんど出る部分が決まっているので、動詞の語法を中心にまとめておくと良いだろう。

中央大学の入試国語

60分で現代文2、古文1という出題が多い。現代文には、空欄補充問題が必ず出題されるので、過去問で慣れておきたい。時間が短いので、処理能力が必要。また、漢字問題が頻出なのでしっかりと練習しておきたい。文学部には、漢文があるが、比較的簡単で点がとりやすいだろう。全体的に標準的な問題が多い。

中央大学の入試日本史、世界史

マークと記述式の併用で出題される。ただし、文学部は記述式が基本。細かい問題も出題されるので、資料を中心にした幅広い対策が必要だろう。難易度はかなり高いと考えたほうがいいだろう。

日本史は、原始~近現代に至るまで、まんべんなく出題される。漢字で記述しなければならないので注意。

世界史は、一般私大では西洋近代が主に出題される場合が多いが、中央大学では地域や時代に偏らず、全体的に出題される。過去問でしっかり対策を立てておこう。

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