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中央大学

2010年に創立125周年を迎える中央大学は、様々な意欲的なプロジェクトを進行中である。少子化の中で、特に斬新な手段で生徒を確保しようとしている中央大学をじっくり分析(入試傾向込み)してみよう。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

中央大学が広げる、開学125周年のグランドデザイン

新司法試験になってからの中央大学の躍進はすばらしいものがある。東京大学についで、2位の合格者集を誇っている。

新司法試験になってからの中央大学の躍進はすばらしいものがある。東京大学についで、2位の合格者数を誇る

2010年の開学125周年を迎えるにあたり、中央大学は斬新なプロジェクトを進行しようとしている。
  •  専門職大学院総合棟の建設(都心)
  • 21世紀館(仮)の建設(多摩)
  •  経営大学院(ビジネス スクール)の創設
  • スポーツの振興
特に知名度の行き渡っている法科大学院などの専門職大学院は都心に新校舎を建てて、移転させる。また中央大学の過去、現在、未来の姿を視覚的にとらえられる施設の建設を予定している。大学の個性がなくなりかけていると言われて久しい。そこで建学の歴史をたどり、現在の研究業績などを世界的に公開し、新たな21世紀の中央大学を象徴する建物として「21世紀館」を建設するという。

法科大学院での実績を見てもわかるように、学生に対する指導力では、どの大学にもひけととらない中央大学は新たにビジネススクールを創設し、経済的な分野にも優秀な卒業生を送り込もうとしていると考えていいだろう。さらには、箱根駅伝などのスポーツの振興にも力を入れていくという。これほど、様々な分野で意欲的な計画を立てられることからも、中央大学が非常に「元気」な大学であることがわかるだろう。

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