暗記と数を理解することの違い
お子さんが、「1,2,3」と数を唱えることと、 「積み木を3つ取って」と言って3つ取れるのでは、 数の理解という意味では全く異なります。例えば、繰り返し読み聞かせている絵本の物語を暗記してしまうことと同じことで、 ただ数の順番を暗記している可能性もあるからです。
順番でなければ数を唱えられないということならば、 数の唱え方を暗記しているだけということになります。
日常生活の中に数を取り入れましょう
比較や計算の力をつけるためには、 まず数をかぞえられることが大前提です。効果的に「かぞえること」を学習するためには、 日常の会話の中に数を取り入れていきましょう。
例えば、遊びの中で「ボールが1、2、3、みっつ並んでるね。」、
子供と一緒に食事の支度をする時に「トマトをよっつに切ろうね」など少し意識するだけで、 会話の中にたくさんの数を盛り込むことができます。
特別に数学習のために時間を割いたり、やみくもにドリルをこなすより、 普段の会話や遊びの中に根気よく数を取り入れ、 自然に数に親しむようにしたいものです。
数には読み方が複数あることも教えましょう
物をかぞえる時に「いち、に、さん」とかぞえることもあれば、 「ひとつ、ふたつ、みっつ」とかぞえることもありますね。私たち大人は当たり前のように使い分けていますが、 「いち、に、さん」としかかぞえていなければ、 子供は「ひとつ」と言われても理解できな可能性があります。
「いち=ひとつ」であることを普段の会話の中で話し、 実際に両方の読み方を使うようにしたいですね。
『数をかぞえる』学習に利用したいサイト
Leeの教材館「算数・数学」では、オンラインで数をかぞえたり、 ケーキや牛乳の数をかぞえるプリントを印刷することができます。 計算や比較に関する問題も紹介されているので、 子供の学習レベルに合わせて利用することができますね。がくしゅうくん「TOP > 1年」は、 小学生を対象としたサイトですが、1年生1学期の内容には数をかぞえる問題が紹介されています。 可愛いヒヨコやネコの数をかぞえてみましょう。
かいじゅうのたまご「TOP > Digital知育」は、2児のパパでもあるSaitoさんが、 お子さんの意見を取り入れながら知育教材のサイトを作られています。 それぞれのコーナーに利用対象年齢が記載されているので、学習の際に参考にしてみてくださいね。
関連URL
インターネットで学ぶひらがなPCソフト-おじゃる丸 かずあそび
PCソフト-ドラえもんとかずであそぼう
PCソフト-新あそんでかず・すうじ
PCソフト-算数タウンに行こう!
PCソフト-ディズニーアラジン18のなぞ迷宮