子供の英語教育/子供英語関連情報

レッジョ・エミリア幼児教育の体験記(2)

体験記(1)の続編です。いよいよ幼稚園の中の授業を拝見します。子どもたちと先生はどのように過ごしているのでしょうか?

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

スクールの授業を見学


緊張のせいか、時差ボケもどこへやらの月曜日の朝。ホテルに加奈子さんが迎えに来てくれました。彼女のお腹は8ヶ月の大きさで5月に第3子が生まれるそうです。研修先のスクールは彼女の長男、りく君が通っているスクールであるため先生方とも顔見知りです。記念に玄関で一枚撮ってスクールへ。3人とも興奮気味でした。

まずは校長のダイアン先生にあいさつ。日本から持ってきたお土産を渡してしばらく歓談。英語漬けの生活が始まりました。今日のランチは学校でランチパーティをしてくださるとのことで、テイクアウトの中華をオーダーしました。ランチはアメリカンサイズで大きすぎて私は半分ほど食べただけでした。もうこの大きさに慣れちゃったという加奈子さんの言葉が印象的。初日はやはり大変で、緊張と時差ボケの疲れがあり、あっと言う間に時間が過ぎていきましたね。

レッジョ・エミリア・アプローチに関する見学した内容が以下です。

教室へレッツゴー!


3人で教室に入ると、レッジョ・エミリア・アプローチの「想像力を育てる」教育が至るところに見られました。まず目を引いたのがスノープロジェクト(雪プロジェクト)の作品。子どもたちが製作した成果物です。天井から吊るされていました。

プロジェクト学習は、そのときの子どもの興味、関心などからテーマを決めて長いスパンで実践されています。以下は子どもの作品の写真です。

snow
ここはキンダーガーテンの教室。天井からスノーフレイクが吊るされています。



snow2
雪から連想される天気。曇り、雨などにつながっていきます。子どもが文章を書いてジャーナルとして仕上げています。



snow3
雪が降るを、ボタンが降るなんてユニークなアート作品。羽、綿棒が使ってあるのもユニークですね。



snow4
雪プロジェクトに関する絵本を利用しています。子どもが描いた作品も同時じ展示。活動写真も一緒に撮っておくのがポイントです。


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