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あら不思議、バイリンガル脳は呆けにくい?

バイリンガル脳は呆けにくいらしい。著名な脳科学者の先生が発言していました。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

脳で何が起こっている?


脳の力はすごい!バイリンガル脳はもっとすごい?
脳の力はすごい。バイリンガル脳はもっとすごい?
脳科学者の茂木健一郎氏が講演で語っていた一言が気になっています。「バイリンガル脳は呆けにくい」そうです。バイリンガルの人は脳が強い、鍛えられるという感じ。脳は言語によって活動する部分が異なるようです。いろいろな部分が言語の刺激を受けて鍛えられるのでしょうか。脳科学的な方面からもバイリンガル教育には注目が集まっているのですね。

注:呆けという表現は適切ではないかもしれませんがこの記事では呆け、認知症の両方を使用しています。

バイリンガル教育


日本でバイリンガル教育をする教育機関は限られています。実際にバイリンガル教育の環境で子どもを育てたければ、それなりの学校に入学しなければなりません。有名な学校では、静岡の加藤学園、群馬のぐんま国際アカデミーがあります。ほとんどが英語で進んでいきますが、一部日本語を使う授業があります。

このような教育を英語イマージョン教育と呼んでいます。こちらの2校は日本の教科書を英語版にして使っています。

越境入学をする家庭もある


どちらも私立の学校になりますが、ぐんま国際アカデミーは市の援助もあって創設されています。首都圏のインターナショナルスクールに比べ学費も安いので人気があり、わざわざ東京から越境して入学する家庭も出てきています。

次ページ>>バイリンガル脳ができた子どもと、モノリンガルの子どもでは能力に差が出てくるのか?
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