子供の英語教育/子供英語関連情報

どちらが先? 頭を使う or 身体を動かす?(2ページ目)

身体を使って英語を学ぶと覚えがいいと言われています。特に子どもは理屈では覚えないので、T.P.R.と呼ばれる全身反応教授法がおすすめです。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

身体を動かせば、大脳が活発に動く

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まずは体を動かしたい。つぎに頭
脳科学の世界でも、身体を動かすことと大脳の関係に言及した書籍がたくさんあります。「ほらほらあれ」(著:大友英一)、「子どもの脳を鍛える子育てアドバイス」(著:川島隆太)、「2~3才からの脳を育む本」(著:久保田競)、「実践 母親塾」(著:斎藤孝)など。

斎藤孝先生のベストセラー、「声に出して読みたい日本語」が出版されてから、「声に出して読みたい英語」の類の英語教育本が続々と出版されています。「声を出す=身体を動かす」ということになるようで、英語絵本の暗唱や大きな声で繰り返す方法が英語力アップにつながるのだと思います。

英語教授法にT.P.R.(=Total Physical Response)全身反応教授法というものがあります。子どもの英語教育の先生の間で、よく知られている教授法です。何か覚えるとき身体を一緒に動かすことで定着もよく、覚えやすいですし、動くことが大好きな子どもたちの英語教育に適しているとして利用されています。

全身反応教授法とは?



<ちょっとはみだしコラム>

テレビ番組、エチカの鏡で紹介のおばあちゃん

テレビで紹介されたせいか、久保田カヨ子さんの子育て法が注目を浴びています。彼女によると「1歳まで」の子育てがその後の脳の発達に非常に影響するそうです。このテレビ、ご覧になった方も多いと思います。久保田カヨ子さんは脳科学者の久保田競さんの妻で、とても豪快なおばあちゃんです。

子どもを観察してみると、よくできる子には「集中力」があるようです。その集中力を伸ばす方法が久保田カヨ子さんの子育て方法の随所に見られ、脳科学の見地からも前頭連合野を刺激することは意味があるようです。

子どもは環境次第でバイリンガルになることを考えれば、英語を話すようになることと、脳科学をベースにする教育とは別物のような気がします。しかし、英語を学ぶときも集中力が必要であることは間違いありません。この力を伸ばしておくことはメリットが大きいと思います。

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