「英語ノート」は小学校の授業で使います
あなたのお子さんは「英語ノート」を持って帰ってきましたか?わかりやすく言うと英語の教科書のようなものです。子どもたちが使う英語ノートは保護者の方も見ることができます。まだ見ていない方、一度本を開いてみてくださいね。全ページカラー刷りのきれいな本です。巻末には切り取って使えるカードも付いています。
英語ノート1&2。小学生が使う英語のテキスト。英語は教科ではないので教科書とは呼ばず補助教材と呼んでいる。小学校外国語活動で使われ、子どもたちは家に持ちかえることもできる。 |
小学5年生と6年生が使う「英語ノート」は文部科学省が作成した外国語活動のための補助教材です。名前のとおり、英語で活動することを基本としています。子どもたちは一冊ずつ自分の英語ノートをもらいます。算数や国語の教科書と同じように家に持ち帰ってもいいものです。
英語ノートは外国語活動の時間にフル活用されるはず。5年生は「英語ノート1」を、6年生は「英語ノート2」を使います。全国の公立小学校に配布されていますから、全国の小学生が「同じ活動内容」を経験することのなるでしょう。
使わない学校もあります
基本的には「英語ノートを使って活動する」のですが、学校によっては使わないという選択をするところもあります。使う、使わないのかは各小学校の裁量で決めること。使わないという選択をした学校は、独自のカリキュラムで積み上げてきた英語活動をすでに行っているため、英語ノートの内容が子どもたちの学習に適さないと判断しているようです。
しかしながら、先生たちの中には、英語ノートを使わなければならないという呪縛から離れられない人もいるようで、使わない判断をするときには葛藤があるようです。