フラップブックで２歳児と英語あそび

Spot Goes to the Farmはロングセラー。子どもが楽しんで読んでいる。

親子で遊ぶときに良い道具となるのが絵本。子どもの英語を育てるために絵本を利用している人が多いですね。子どもの言葉の学びに合わせて英語を育てる段階別のリーディングシリーズがよく利用されています。

子どもが自分から動いてページをめくったり触ったりできる本を一冊紹介しましょう。

フラップブックって何？

”フラップブック”とは、子どもが触って隠し絵を見つける仕掛けが作ってある絵本のことです。本を読みだすと、子どもたちは何が隠れているのか見たくて見たくてたまらなくなります。仕掛けふたを開けて中に描かれている絵を発見します。子どもが自分で発見できる仕組み、それがフラップブックです。

私が実際に２歳児クラスの英語レッスンで使用して、子どもたちにとても人気があったのは、動物が出てくる絵本でした。Spot Goes to the Farm (Eric Hill)という絵本で、日本ではコロちゃんシリーズの一冊で知られています。ロングセラーを続けている名作です。

Spot Goes to the Farm

ページ毎に隠し絵がありますので、子どもは全く飽きません。以下はこの絵本に書かれている英文例です。

I have some baby animals to show you, Spot.
Let me find them Dad.
Are they in the barn? No, calves here.
Are they in the stable? No foals here.
Who's that hiding behind the bush?

などです。隠れている動物の鳴き声もよくわかります。赤ちゃん探しをする子犬のスポットですが、隠し絵の動物たちは「ここにはいないよ」と言います。そしてどんどん赤ちゃんを探して進みます。子どもの興味を引きつけますね。