英語はやっぱりネイティブスピーカーから習わせたい親
子供たちは好奇心がいっぱい!「どんな先生なんだろう?」といつも敏感に感じている。先生の行動一つ一つを観察する眼は結構鋭い。 |
*ネイティブスピーカーとは・・ここでは「英語」を母語とする外国人
しかし、結論から先に言えば、週1回の英語レッスンを外国人講師から習っても、日本人英会話講師から習っても、子供の英語力にはほとんど差が出ません。
日本において、子供の英語力が飛躍的に伸びるのは、どれだけの時間、英語環境にいられるかにかかってきます。ですから、外国人講師に囲まれて英語環境で過ごすプリスクール、インターナショナルスクールでは、子供は英語を話すようになります。
かつては小学校の近所に住む外国人が先生だったことも
特に地方では、ネイティブスピーカーの英語講師を探すのが大変でした。小学校に迎え入れたいと願っていても、肝心の「人」がいない。結局、教師たちの知り合いを探すしか方法はなかったのです。
JETプログラムで派遣されている外国人も、十分な数ではないため年間にして数回の授業。さらに国際理解教育として小学校で児童たちと触れ合うのが目的なので、英語教育ではありません。ところが、1996年頃から小学校の英語に注目が集まってくると、外国人講師にも質を求める気配が出てきました。
小学校に外国人を「お客さん」として招いているだけの頃はそれでよかったのですが、「英語を指導する」という目的で雇用された外国人講師に対して「英語指導」のレベルを求めるようになってきました。つまり、単なる外国人では英語を指導できません。教師の資質を持ち、日本の小学校教育に適応できる人材であることが必要条件になってきました。