子供の聞き分け能力は高い
小学校で英語というと、「発音は大丈夫なのか?せっかくの英語なのに変な発音を覚えてきたら困る。」と心配される保護者がおられます。小学校の英語では、いろいろな英語が飛び交っています。日本人の話す英語、英語ネイティブの英語、フィリピンの英語、エジプトの英語など、世界各地の人が小学校に出入りしていますから、子供たちはいろいろな発音の英語を聞きます。
英語は英語でも、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、シンガポール英語など実にさまざま。
実は、子供たちはこれらの英語を上手に聞き分けています。そして、自分の中で似たような発音のグループを自然に適当に分けて理解しています。そして、子供たちは自分の発音しやすい英語を話すようになるでしょう。小学校の英語でも民間の英語教室でも、子供たちにネイティブのような発音で話すよう強制していません。むしろ、そんなことは全く必要ないこと。
いろんな英語を聞くことで、語感を養い、いろいろな国のことを知ることのほうが大切です。発音に関しては心配するほど深刻な問題ではありませんね。
関連サイト:
All About 小学校英語 (子供のための英語)
All About 外国人から見た日本の英語 (英語の学び方・活かし方)