子供の英語教育/子供英語関連情報

あとくされなくスッキリ! 英語教室を上手にやめる方法(2ページ目)

いざ入学した英語教室に不信感を抱いてしまう原因と、別の英語教室へ転入したいとき、今までお世話になっていた先生にどうやって「やめる」と伝えますか?

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

別の教室へ行けば解決できる?

1.以前の教室に3年も通ったのに子供が英語を話さない。

週1回の英語レッスンで3年通ったとしても144時間(48時間*3年)の英語です。話し出すには5,000-7,000時間の英語漬け時間が必要だと言われていますから、話さないのは当然のことです。聞いたことが理解できる程の能力が付いていれば問題はありません。あまり焦りすぎないことが大切です。解決にはプリスクールやインターナショナルスクールのスクールへ毎日通うことです。そうすれば子供は英語を話すようになります。

2.遊びばかりで本当に英語の力が身に付いているのか分からない。

通っている英語教室の方針があるので、先生と一度よく話し合ってみてください。遊びと思っていても実は意味ある英語教育的な内容を大いに含んでいるかもしれません。

3.幼稚園の頃から英語を習っているのに自分の名前すら書けない。

幼児のうちは聞く力を伸ばしてあげたいため、読み書きはしないという英語教室もあります。この場合は読み書きまで教えている教室に行けば解決します。

4.読み書きのレッスンが無いのが不安。

3の場合と同じように幼児から読み書きをさせたい場合は別の教室へ行けば解決しますが、読み書きレッスンは児童の能力の差が明確に出るため、高学年児童を対象にスタートすることが普通です。

5.日本人の先生だったので発音に不信感がある。

ネイティブの先生が定期的に回ってくる英語教室だったら心配ありませんし、日本人の先生でも英語の発音に自信がない人はレッスンも工夫してネイティブの音を聞かせる努力をしています。もし日本人の先生に不満があるようなら、ネイティブの先生が開いている英語教室に移れます。最近はネイティブ講師だけの英語教室も増加しています。

6.子自身が英語教室の友達と合わない。

まず、先生に相談してみましょう。その後に子供と相談しクラス替えしてOKだったらそのままその教室で学ぶことをお勧めします。友達と合わないのは一時だけのことが多いです。子供の人間形成にも影響しますから解決は英語教室内で行われるほうが望ましいです。

7.同じクラスに1年生がいたり、5年生がいたりする。

英語教室も生徒の人数が少ないとこのような事態になっていることが多いですね。レベル別クラスにしても低学年、中学年、高学年に分かれているべきだと思います。人数が少なくても別にクラスを作ってくれるような英語教室に移りましょう。先生の都合で一つになっている場合が多いですから。

8.女の子ばかりのクラスに男の子が一人だけになっている。

気にしているのは親だけでしょう。男の子一人になっていても本人が楽しんで英語を学んでいれば問題ありません。先生も気にしていると思いますが、男女という比率以上に英語レッスンに魅力が出るよう努力していると思います。

9.一クラスが多人数になっている。6人以上は多すぎる。

先生と一度よく話し合いましょう。少人数だから英語が上達すると信じていませんか?人数が多いことでクラスがめちゃくちゃ状態なら仕方ありませんが、10人のクラスでも非常に学習効率の良いクラス、お互いを助け合える精神も英語と同時に養えるクラスかもしれません。単に人数だけを問題視することはありません。

10.先生自身の人格に嫌気がさしてきた。

子供も親も嫌気がさしてくれば、これはもう別の教室へ移るほうがいいですね。英語教育以前のことです。子供が先生と合わなければさっさと移るほうがいいですが、子供が先生とうまくいっているようであれば親の都合でやめさせることは良くないでしょう。上手に大人のお付き合いしていってください。実は先生側にも苦手な親っているんですよ。

やめると伝えるときは・・

さて別の英語教室へ移ると決めた時、今まで通っていた英語教室の先生にはどのように伝えるほうがいいでしょうか?また英語教室の先生の対応は?

>>次のページへ>>

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます