子供の英語教育/子供英語関連情報

「英語の方が簡単!」発音はネイティブそのものです すてきなバイリンガル少年

彼は帰国子女ではありません。親も英語で話せません。そんな彼がバイリンガルになりました。それはどうしてでしょう?特殊な事例をご紹介します。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

小学4年生のバイリンガル少年に会いました。

3月上旬、笑顔がとてもステキな一人の少年に会いました。彼は小4で日本語・英語のバイリンガルです。私が日本語で「どっちが話すのに楽?」と聞くと、「英語」と答えてくれました。彼には英語のほうが話しやすいようです。

私は「子供をバイリンガルにするためには親の努力がかなり必要だ。」と言ってきました。幼い頃から英語環境を整える、絶えず英語で話しかける、英語で遊ぶなどの努力をして、子供の能力を信じていれば、自然に英語を話すようになるでしょう。普通は親の努力が必要なのですが、親はほとんど努力をしていなくて子供がバイリンガルになっていった例がA君です。帰国子女ではありません。日本国内に住んでいてバイリンガルになりました。

特殊なケースですが、現在の彼は本当にきれいなネイティブと同じ音の英語を話します。A君が本格的に英語環境に入ったのは、5歳のときに通ったインターナショナル幼稚園でした。1年半通って小学校に上がるころは日本語があまり理解できなかったようです。例えば、シューズを忘れたとき、日本語ではわからないので、担任の先生が「シューズ、フォゲット?」と聞いたら「イエス」と答えたとか・・。

4歳までのA君が英語に接したことがあるのは、家で英語ビデオを観ることでした。ディズニー、ブルークルーなどの英語だけのビデオだけだったそうです。あるキッカケでインターナショナル幼稚園に通うようになったA君は通った一年半の間に英語での会話を主にするようになっていったそうです。そして現在、A君の英語環境は週一回のネイティブ講師による45分~50分ほどのレッスンです。彼はそこで英語で話しています。

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