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インターナショナルプリスクール訪問記 英語で保育!プリスクールの魅力

一日の大半をインターナショナルプリスクールで過ごしていると自然に英語が身に付いていきます。でもメインは「保育」。英語習得は副産物だというプリスクールをご紹介!

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

<インターナショナルプリスクール訪問記>

KISキッズインターナショナルスクール(愛知県長久手町)

取材の最中、ドアを開けて入ってきた5歳位の女の子が園長先生に話しかけてきました。

女の子:「Mrs. Mitani, Ah,,,, I need a chair.」
園長:「Oh, you need a chair.....Here you are.」
園長:「○○(女の子の名前)、when you come into the room, please say Excuse me, OK?」
女の子:「Uhnm, OK.」

KISに入校して3年目の日本人の女の子です。英語をスラスラと話しているではありませんか!こちらのスクールに一歩入るとそこには日本語が一つもありません。子供たちもごく自然に英語をツールとして先生たちに話しかけています。私の第一印象・・・「すごい!」

取材に訪れた日は入学説明会の日でした。2歳~3歳の子供とその親たちと一緒にまずはスクール紹介を園長先生から聞きました。

説明会風景と園長先生(中央)

インターナショナルスクールに子供を入学させたい親の第一希望は「英語を子供に習得させたいというのがほとんどのようです。一方、園長先生からは「保育」としてのスクールのポリシーのお話がありました。特に英語習得を目標としてはいないようです。

ではここで簡単にインターナショナルスクールの毎日の基本スケジュールをご紹介しましょう。

 9:30-10:00   自由遊び
10:00-10:15   サークルタイム
10:15-12:00   外遊び
12:00-13:00   ランチ・休憩・お昼寝
13:00-14:15   アクティビティ
14:15-14:30   サークルタイム
14:30~        降園の用意

英語での「保育」を基本とした考え方で一日を過ごします。特に英語学習の時間というものはありません。園長先生は「英語保育ではありますが、特に英語の習得をメインには考えていません。」とお話してくれました。英語習得をメインにはしていないにしろ、実際に子供たちは英語を理解し、英語で話しています。この点がインターナショナルプリスクールに通うメリットとも言えます。

こちらのスクールには2歳児クラスに12名の子供たちがいます。ネイティブの先生一人、バイリンガル日本人の先生が一人、合計2名で子供たちと過ごしています。2歳児には日本語でのフォローも時として必要なため常勤させているとのことでした。また、3歳児~5歳児クラスでも場合によって日本人の先生がアシスタントで付くこともあるそうです。


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