「自分の英語が通じない」ショックは大きかった。Helenと発音したつもりが全く異なる言葉として理解されてしまう・・・。「時代が時代だけに日本の学校ではきちんとした使える英語を教えてくれなかったんです。」
自らが主宰する英語教室では発音指導を徹底的におこなっているそうだ。
「やはり英語教室では発音重視になります。きちんとした発音で世界に通じる英語を教え、この子供たちがすばらしい国際人になれるようサポートできたらいいと思っています。」
発音をきちんと教えるためにはどうしたらいいかと毎日試行錯誤の連続。そして自分の使い易い発音教材を手作りで作ってしまった。下記の写真がそれ。
早瀬さんの英語教室では子供たちから英語がどんどん話されている。私が見学したほんの少しの時間でも、子供たちからの英語の言葉がたくさん聞かれた。例えば、以下のような言葉である。レッスンを始めてまだ半年の小学校1年生の子供たちのクラスでだ。
「Hello, Mrs. Hayase, may I come in?」
「Another card please.」
「I'm seven years old.」
「It's Tuesday today.」
レッスン展開は本当にテンポよく進んでいく。子供の飽きが来ないよういろんなバリエーションを組んで50分のレッスンをしていた。これはやはりベテランの先生だからこそのテクニックであろう。最後に夢を尋ねた。
「子供たちに留学体験をさせてあげたいですね。これは日本だけに住んでいては身に付かない国際感覚を勉強できる良い機会ですから。多くの生徒たちに「心のかべ」を超えさせる経験をさせたいと思っています。」
早瀬さんへのお問い合わせは下記アドレスからどうぞ。
メールアドレス:gifuhiro@f7.dion.ne.jp
関連サイト:
シリーズ:がんばっている人にインタビュー!
第1回「行こうよ!親子留学へ」~中村敦孔さん~
第2回「夢は大切!」~一ノ瀬るみさん~
<編集後記>
早瀬さんは自らの経験をもとに「発音」の大切さを語ってくれました。彼女は児童英語教師として忙しく活躍しながらも、2年間の日本語教師コースを終了しています。すごい努力家ですね。50歳を過ぎてもまだまだパワー全開の早瀬さん、見習いたいですね!
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