音を確認しながら、三文字の単語を読んでいくと子どもたちも楽しく学習できます。この時子どもたちは自分で読みたがります。音の表を子どもたちの目の前に用意しておき、子どもたち自身で確認できるようにしておくとよいですね。
例えば三文字単語は以下のようです。・・・松香フォニックス・正進社の出しているワークブックからいくつか三文字の単語を紹介しますね。
←このワークブックです
bag-cat-hat-man-jam
pen-men-ten-bed-red
pig-big-sit-six-pin
box-hot-stop-mom-top
cup-run-sun-bus-cut
フォニックスの教材で私がオススメしたいのは、パシフィックランゲージスクール発行の三文字の単語絵カード。このカードはとても便利です。三文字の単語の裏に絵が描いてあり、子どもたちが読めたら絵で確認することができます。100枚ほどあります。私の教室では小学3年生の男の子たちが熱中し、「読めた、読めた!」と競争しながら、私に音の確認をしに来ました。ふだんはやんちゃな男の子たちなんですが、この時の集中力はすごかった!知的好奇心を少しだけくすぐったという感じです。
PLS パシフィックランゲージスクール
東京都杉並区浜田山3-35-38ハイタウン浜田山第一号館3F
TEL: 03-5306-5991 FAX: 03-5306-5738
*URLはありませんので、お電話で問い合わせてください。
この三文字単語から「読める!」がスタートします。ドクター・スースの絵本がフォニックスを意識して作られていますから、三文字単語が読める段階になったら、ドクター・スースの絵本シリーズを始めると楽しくなります。
下記↓は1981年初版の古い本ですが、私がフォニックスを学んだ時にお世話になった本です。フォニックスについて細かく書かれています。
「英語好きですか」 松香洋子著
こうして読めるようになると、子どもたちは町のあちこちで「読める英語」の看板や自分で見つけた「読める英語」について私に報告してくれます。フォニックスの力はこのように子どもたちの日常の視点も変化させてくれるものだと思っています。「小学校で文字を導入しないのはもったいない!」と常々考えているのは私だけでしょうか?
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