これから入卒式用子供服を選ぶお母さんへ
卒業式ではガーリーなスタイルも人気 |
中村さん: やっぱりキーワードは着まわしですね。出すお金は同じでも2倍着られたほうがいいですから、コストパフォーマンスを考えて選んだほうがいいのではないかと思います。今の時代、1回しか着ないものに何万円も出すのはナンセンスですよね。どちらかというと、着まわしがきくものに重点を置いて、コーディネート次第で入学式や卒業式にも着られるほうがいいのではないでしょうか。
ガイド:「kids online」のような通販サイトでは、試着ができないというデメリットがありますが通販の魅力は何でしょう?
中村さん: 試着できない代わりに、いろいろなコーディネートを写真で紹介しています。首都圏在住ならば店舗で買えるブランドも多いので、お店で試着してサイズ感やフィット感を確かめてからじっくり考えてネットで購入される方も多いですよ。最初はPCから、2回目以降は手軽に携帯を利用される方も多いです。
ガイド:お店に行って、いろいろ試着させると子供が疲れてしまうこともありますよね。
中村さん: 入学式の洋服は卒業式と違って、お母さんが決めて子供に了解を得るパターンも多いのではないでしょうか。そんなとき、入学式用の写真1カットだけだと子供に対して説得力がないですが、「こういうふうにも着られるよ」といろいろなコーディネートを見せると、子供にもよく分かるのではないかと思います。
ガイド:ところで、「kids online」はカタログやファッションショーモデルを募集していますね。
中村さん:年2回、春と秋にリアルカタログを作っています。お買い上げいただいたお客様に、商品と一緒にお届けしているカタログです。今のお母さんたちは読者モデル世代でしたから、反響は大きいですよ。あとは、年に1度8月に東京ミッドタウンでファッションショー「東京キッズコレクション」を開催しています。昨年2009年は15ブランドが参加、700~800名の子供たちからのエントリーがありました。子供たちの夢が、映像として記録に残るので人気があります。子供たちの夢でもあるし、親の夢でもありますよね。ネット上でショーの動画を紹介していますので、興味のある方は覗いてみていただければと思います。
取材協力先:kids online
次回は、「子供ファッション誌事情2010」をご紹介します。
<次回記事予告>
次回は「子供ファッション誌事情2010」について、3/5更新予定です。
※内容更新日は変更になることもあります。
<関連リンク>
通園服・入園入学準備