2004年子供服ベビー服流行予測
1月ももう20日ですね。今回は、今年の子供服ベビー服の流行予測をしてみたいと思います。
はっきりした個性のあるデザインと素材に対する安定感を求める消費者が増えてきた2003年、今年はより「らしさ」をはっきりさせたブランドが好まれる?!
数年前の売れ筋だった「いい素材でシンプルな服」を求める消費者がここにきてはっきり減少しているように感じています。
それに対して、売上が伸びてきているのが、「きちんとしたブランドのコンセプトが打ち出された」服です。
フェミニン、アメカジ、ストリート、など各ブランドの特徴をより強調したデザインの服が今年は打ち出されてくると予想しています。
「ベビー服市場」
ベビー服市場は、0~3歳までをターゲットにしている関係上、いままで「安心」「安全」をテーマに各社物作りをしてきました。
ここ数年のオーガニックコットンなどショップが増加しているのも、そういった背景があります。
昨年の記事でも紹介いたしましたが、今後より「働くお母さん」の増加にあわせて「着せやすい」「脱がせやすい」「トイレトレーニングが楽」など機能面に工夫を凝らした新商品が今年も増えてくると思われます。
また、ベビー服メーカーの中には今後「ドックウェア(犬の服)」を企画生産していくところが増えそうです。
これは、少子化でマーケットが減少しているのも背景にあると思われますが、それにも増して「犬の服」のマーケットが増大しており、またその商品企画がベビーメーカーにとって参入しやすいからと言えます。
また、大手小売店「西松屋チェーン」「赤ちゃん本舗」「ベビーザらス」「バースディ」などでは、店舗開発商品(オリジナル商品)が増えそうです。