子供服/子供服関連情報

どこまでなら申告不要? オークションで納税?!(2ページ目)

自宅の服をネットオークションで売ったり、趣味で手作り子供服を販売されるかたが増えています。そこで気になるのが税金の問題。どこまでなら確定申告しなくていいのでしょう。

執筆者:江口 光晃

本業(会社などにお勤め)があり、副業として子供服のネット販売を始めてそれが赤字の場合、その年の所得が実質減ったことになるので確定申告すれば払いすぎた税金が戻ってくることになります。

本業の給与と副業の事業の赤字金額によって戻ってくる税金は違いますが、何十万円も赤字なら申告するメリットはあると思います。

ただし、家賃の一部やパソコン購入代などを経費として計上したい場合は、事前に「開業届」を管轄の税務署に提出して、事業を行っていることを申請しておく必要がありますし、きちんと領収書を取って帳簿をつけておく必要があります。

また、確定申告の際に「青色申告」したい場合も、事前に届けが必要です。「青色申告」は、3年間に渡って赤字を翌年以後の黒字と相殺できるメリットがあります。

ネット販売を商売としてこれから本格的に事業としてやろうという方は研究してみてくださいね。

趣味程度(年間20万円以内の利益で納まりそうな場合)で行う場合は、実際「開業届」を提出して確定申告をしてもメリットはあまりありません。

これから、本格的に事業化したい場合だけ検討すればいいと思います。その場合は、税理士さんに相談されるか関連書籍などをお読みください。

あと余談ですが、会社で内緒で副業をされている場合、確定申告の際に「確定申告A」という用紙の第2表「給与所得以外の住民税の徴収方法の選択」で「特別徴収」を選ぶと納税は会社を通しておこなうことになり、会社にばれますのでご注意ください。「普通徴収」を選んでください。

実際、知り合いのかたでばれてしまったかたがいます。ただ、最近では「副業」を認めている会社も増えているようです。

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