子供ベビー靴について専門家に取材いたしました!
~子供の靴の選びかた~
まず、子供の靴を買う際に注意すべきことをお聞かせください
生まれてから6歳位までの間は、大人と同じ機能が備わるための大切な成長期間です。
幼児の頃の足の骨は大部分が軟骨で、発達につれて次第に硬い骨に成長していきます。
足の骨格はこの時期に決まりますから、合わない靴を履いて過ごすことで、骨の正しい成長を妨げたり、関節がズレ骨組みが歪んでしまったりします。
幼児期の靴は、足の発育に重要な影響を及ぼすため、足の構造と歩き方に合った靴を選ぶことが大切です。
1)素材は、天然の革が1番!
吸湿性や適度な弾力・伸縮性に富んでいることから、内張りも天然の革であることが望ましい。
2)しっかりと固定ができるもの。紐がベスト!
ベルクロ(マジックテープ)の場合は、踵まわりがしっかり固定できるタイプを選びましょう。
3)足趾が伸びるだけのスペースがあること!
爪先の形状が広いこと。
爪先を圧迫しないこと。
母趾で地面を蹴る運動を妨げないように十分な厚み(高さ)があること。
4)足首までの深さがあること!
3歳位までは踵の関節が不安定なので変形を防止するためにもハイカット靴を履く必要があります。
5)かかとの収まる部分がしっかりしていること!
手でねじってみて柔らかすぎて容易にねじれたりするものはダメです。
よい子供靴には月形芯が入っており、不安定な子供の足首が倒れ込むのを防いでくれます。
6)靴底は足の蹴り返しで曲がる位置で、靴も曲がること!
つま先が少し上に反っていること。
靴底が不自然なところで二つに折れ曲がってしまうような柔らかいものはよくありません。
また靴底の材質は、衝撃吸収力のよいウレタン製などがよいでしょう。