熱い熱い「ジュニアファッション市場」!
キッズファッションの中でも、今もっとも盛り上がっているのが「ジュニア市場」です。ジュニアといっても、女の子服がメイン!
中学生から小学生高学年をターゲットにしたこの市場は、今もっとも「熱い」といっても過言ではありません。
そのファッション発信基地となっているのが、東京渋谷にある「渋谷109-(2)」
バーゲン時期ともなると全国から小中学生が訪れます。
その7Fに「ジュニアファッション」を盛り上げている立役者のナルミヤインターナショナルのブランドが集まっています。
「ANGEL BLUE 」(エンジェルブルー)
「DAISY LOVERS」(デイジーラヴァーズ)
「pom ponette junior」(ポンポネット)
「mezzo piano junior」(メゾピアノ)
はいずれも非常に人気があり、服だけなく雑貨類も好調です。
そのほかにもこの市場に新規参入しているブランドがたくさんあります。
注目したいのは、
「シブヤガール、ジャッシー」(ジョーインターナショナル)
「ラヴァーズハウス」
「ローズガール」(プレポワ)
「パーソンズガール」(フーセンウサギ)
といったあたり。
目立つのは、109系といわれる女子高校生や20才前後の女性に支持されている婦人アパレルのジュニア市場への参入です。
ヤングカジュアルの婦人服を中学生が購入しているケースが目立つところから、ジュニア向けの雑誌に露出が増えてきています。
婦人服メーカーからの参入やもともとベビー子供服メーカーからのジュニアブランド強化の動きによって、ますますこのマーケットが熱くなってきています。
この世代は、「自分で気に入ったブランド」を自分のおこづかいなどで購入するケースが多く、いかに「おこづかいの範囲内」で買ってもらえる服を作るかが鍵となります。
また、流行にもっとも敏感な世代ですから、常に最新のファッションを提供していく必要があります。
今後もこの市場からは目がはなせません。
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