実母との関係を見直そう!
まずは、妊娠前や妊娠中に無理に実母を受け入れる必要はありません。あなたが母親になった時、色んな考え方が違うようにあなたもあなたらしい違った母親となります。地球上どこを探しても同じ人間はいません。他にあなたを受容してくれる人間関係を築けているのであれば良いでしょう。憎みながらも心のどこかで受け入れたいという気持ちがあるのでしたら、前ページでお話したように母親たちも急激な社会構造変化の中で母親業を頑張ってこられた面にも目を向けてみてください。今のあなたも働きながら母親になろうとしていたり、周囲にママ友が少ない中母親になろうとしていたり、社会変容の渦の中で母親になろうとしていると思います。実母たちが母親になる時も操作できない社会変容の中で、母親になることに向き合った女性も多いはず。
心が苦しいようであれば、カウンセリングにかかることも一つの方法です。自分一人では整理できなかった幼少期からの気持ちを整理できたり、カウンセラーがあなたの気持ちに共感し気持ちの吐き出しに向き合ってくれるでしょう。
母親になることを考える時、母親になる時、ご自身の「母親」との関係性を改めて直視することは本質に気付き、心のゆとりが持てる女性にステップアップすることでしょう。