出産準備/共働きの妊娠・出産

職場復帰のベストタイミング(4ページ目)

仕事復帰への時期の選択は、「育児と仕事の両立」を図っていくうえでの大きなターニングポイント。働き方のスタイルは変わるかもしれませんが、子育てはあなたの人生のキャリアをより高めてくれるでしょう。

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

1歳の間は育児に専念してみる

1歳の間は育児に専念してみる
育児によってキャリアを高める
1年間の育児休業を取得することができる、1歳児の間は子育てに専念したいという方は、やはりそのようにするのがベターだと思います。

1歳になれば、赤ちゃんから幼児へと成長していきます。母親以外の人とのふれあいも大切でしょう。保育園に通うことで、子ども同士のコミュニケーションも徐々に出来てきます。

毎日、一定時間外で遊ぶ、おもちゃで集中して遊ぶなど、遊びの幅も広がってきますので、子どもと思いっきり遊んでくれる保育士さんのサポートを得て子育てをするメリットも大きいと思います。

1年間も現場を離れたことがないという方は、「そんな長期間仕事を離れて大丈夫かしら」と不安に思う方もいるでしょうか。それは心配には及びません。最初の1年間はあっという間。そして、1年間すっかり母親モードに切り替えて、ある意味でリフレッシュした女性は、キャリアにブランクができるどころか、豊かな経験を積んだビジネスパーソンとして、仕事に戻っていけると思いますよ。それは35歳以上の“マチュアな女性”であればなおさらです。

子どもを産み、育てるという経験を始めたことで、仕事の面でもこれまでとは違った新しい視点をもって取り組めるでしょう。時間的な制約はあるかもしれませんが、その分、効率よくこなしていく工夫ができるもの。「以前はただダラダラやっていたときもあったけど、産後はとにかく段取りが良くなった」「職場に対して、時間ではなく、成果を残すという気持ちで仕事に臨めたことが、質の向上につながった」という方は枚挙に暇がありません。

いずれにしろ、子どもは、あなたのこれまでのキャリアを奪うだけということは決してありません。働き方のスタイルは変わるかもしれませんが、あなたの人生のキャリアをより高めてくれるでしょう!



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復職サポートを利用し、産後の働き方を考える 育児休業といえば
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